コンビニで売ってる飲み物のおまけがウザい

コンビニで売ってる飲み物のおまけがきらいだ。普段買ってる銘柄の商品におまけが付くと、他の銘柄の商品を選ぶくらいきらいだ。ああいうものを集めるのが好きな人間がいる事は理解できるが、それをしたいと思わない人間にとっては、あの手のおまけは単なるゴミとほとんど区別が付かない。が、それはほとんどであって、やはり単なるゴミではない。それを作る資源やら労力やらから、何の価値も取り出さず単にゴミ箱に直行させるのをもったいないと思う。いや、単に「新品」を捨てる事に抵抗を覚える--多分、貧乏性というやつだろう。そもそもコンビニで飲み物を買うという行為自体 mottainai もんな。
んで、先日。普段買ってる缶コーヒー*1におまけが付いており、しかもその他には俺ランキング下位銘柄のものしか置かれていないという状況に遭遇した。仕方なく普段買っている銘柄のものをレジに持って行き、会計をすませた後、その場でおまけを切り離し「いらないのでこれを置いていく、と言ったらこのおまけは再利用できるのか?」たずねてみると「再利用できる」との事だったので、おまけをその場においてきた。これからはそうしよう。

しかし、もちろんそんな手間は掛けないで済むならば掛けたくない。そこで、コンビニの売り場企画担当の人にお願いしたいんだが、おまけ付きとノーマルの商品を並べて売ってみてくれないだろうか。
以下、新規に売り出す商品ではなく、ロングセラーにおまけを付けるときの事を考える。
まず、おまけが付いているがゆえにその商品を買う人間の数を T 、おまけが付いているがゆえに他の商品を選ぶ人間の数を U とする。こんだけおまけ付きの飲み物が売り出されているという事は、おそらくおまけを付けると有意に売り上げが増えるのだろう。従って
T >> U
が、成り立っているはずだ。もし、おまけ付きとノーマルの商品を並べても、増える売り上げはとても小さい U の分だけに見える。
しかし、おまけが付こうが付くまいがその商品を買っている人間の中にも、おまけが付いてないなら付いていない方を選ぶ人間*2はいるはずだ。これを V と名づけると
T, (U + V)
は、どういう関係になっているのだろう。もし V が十分大きければ、その分おまけの総量を節約できて、より少ないコストで同じ量の T を得られて万々歳って事になると思うんだけど。やっぱこんな実験は既になされていて、おまけ付き・ノーマルの別系統で補充する手間に較べて V は小さ過ぎるって結果が出てるのだろうか。

*1:缶コーヒーの銘柄にこだわるのは、ナンセンスだと言う人がいるかもしれないが、それは違う。コーヒーと缶コーヒーは別ジャンルだ。ラーメンとカップラーメンが別ジャンルであるように。

*2:おまけを捨てる事に躊躇はないが、捨てる手間すら惜しむ人とか。